How to sex selection 産み分け指導

産み分け指導について

産み分けをするうえで知っていただきたいこと。本来の自然妊娠での赤ちゃんの性別の男女比は1対1です。これをどちらかの性別の赤ちゃんの妊娠率を上げようとする工夫が産み分け法でありいくつかの注意すべき点があります。

  1. 不妊症や高齢妊娠の方にはお勧めしません:そもそも妊娠率の低い条件の方が産み分け法をすることによりさらに妊娠率が下がる場合があります。
  2. 初めての妊娠の場合:最近日本では妊娠の高齢化が進んでおり、もともと妊娠しづらい状況の方もいます。産み分けはできるだけ第2子以降で考えるようにお勧めしております。

産み分け法の基本的な考え方

赤ちゃんの性別は生殖細胞の精子が持つ染色体の種類によって決まります。
つまり精子にはX染色体をもつ女の子精子とY染色体をもつ男の子精子の2種類が存在します。
一方卵子の持つ性染色体は原則X染色体のみです。
よって、男の子の産み分けをする場合はできるだけ男の子精子(Y染色体保有)が卵子と出会いやすくする方法を考えます。
女の子は女の子精子をサポートします。

男の子の産み分け法(ポイントは3つ)

  • 排卵日にセックスをする
  • 女性が気持ちいい濃厚なセックスをする
  • リンカル(りん酸カルシウム)を服用しグリーンゼリーを使う

女の子の産み分け方法

  • 排卵日2日前にセックスをする
  • セックスはあっさりと
  • ピンクゼリーを使う

クリニックを受診する前に

ご夫婦ともに健康的な生活習慣を維持する方が妊娠率は上がります。そして女性の方は排卵周期が安定していることが望ましいので最低2か月間くらいは基礎体温を付けたうえで受診するようにしてください。

インターネットなどでも産み分けについて詳しく調べることが可能ですが、上記の産み分け方法を十分に実践された場合に希望の性別の赤ちゃんを妊娠する確率は約80%と言われています。あまり深く入り込まず、気軽な気持ちで考えることをお勧めしています。

最後に産み分け指導に関する診察すべては自費診療です。また当院ではパーコール法(精子選別方法の1つ)による産み分けは行っておりません。

補足:排卵日を把握する方法

産み分けをする際に排卵日を正確に把握する必要があります。排卵日を測定するには、いくつかの方法があります。
  1. 月経から排卵日を算出する

    排卵日は、月経周期が安定している場合、次の月経予定日から14日さかのぼった日が、排卵予定日と推測できます。ただし、この方法は月経周期が不順の人には使えません。

  2. 体温から排卵日を特定する

    より正確に排卵日を推定するには、基礎体温を測りましょう。毎朝なるべく同じ時間に目覚めて、寝床の中で計測します(できるだけ婦人体温計を使用してください)すぐはかります。その間は、体を動かしてはいけません。最低4時間以上の睡眠をとってから測ります。

    正常な排卵ができている場合は基礎体温のグラフは2相性(高温期と低温期に分かれる)となります。もし、グラフが上下に変動していたり、2相に分かれていない場合は排卵障害などが原因となっていることもあります。

  3. 排卵検査薬を使う

    排卵日を知るには、市販の排卵検査薬を使うことができます。排卵の24~36時間前になると、黄体形成ホルモン(LH)が大量に分泌され、尿のLH濃度も急激に高まります。この尿内の濃度を測定して、24時間以内の排卵を予測するのがこの方法です。スティックに尿をかけるだけで判定できるので手軽です。

    また男の子の産み分けに必要な2日前を推定できるより精密な排卵検査薬もありますが、一般には販売されていないので、産み分けを指導するクリニックやインターネットで購入しましょう。

  4. クリニックで排卵日を予測する

    月経の周期が不規則でああったり、基礎体温表が一定でない場合、クリニックを受診して専門的な検査をすることをお勧めします。ホルモン血液検査、尿検査、頸管粘液検査などの他に、エコー検査を行います。エコー検査は排卵日を特定する中でももっとも精度が高いと考えられており、専門的な検査を組み合わせると、90%以上の確率で排卵日を特定できると言われています。

主な内容は下記の通りです。

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