Medical care 診療案内

子宮がん・乳がん

子宮がん・乳がん・検診と予防 乳がん

早期に発見できれば
なんとほぼ95%が治る可能性があります。

乳がんは、女性に最も多いがんで、罹患率、死亡率ともに 増加傾向にあります。
乳がんの発生は、30歳代から増え始め、40歳代後半にピークを迎えます。

日本人女性の16人に1人がかかると言われています

日本人女性の16人に1人がかかると言われていますが、痛みなどの自覚症状はあまりなく、検診率も低いのが現状です。乳がんは、早く見つければ、治る確率が高いがんですので、定期的に検診を受けられる事を、おすすめします。

乳がん検診について

乳がん検診(一次検診)には2つの方法があります。それはマンモグラフィによる方法と超音波断層法による方法です。
この2つの方法の特性を比較すると以下の表のようになります。

マンモグラフィ 超音波断層法
痛みは? 伴う事がしばしばある ほとんど伴わない
年齢と描出性 50歳未満は描出性低下 年齢に無関係
対象による描出性 石灰化の描出性に優れている 腫瘤の描出性に優れている
精度管理 比較的進んでいる 不十分(検査者の技量の差が影響しやすい)

大阪市の乳がん検診事業

マンモグラフィ 超音波断層法
対象年齢 40歳以上 30~39歳
検診間隔 2年に1回 毎年
自己負担金 1,500円 1,000円

マンモグラフィは、触診では診断できない小さなしこりや、しこりになる前の石灰化した微細な病変を検出できる検査法で、 乳がんの早期発見には欠かす事ができないものです。 ただし、40歳未満の方の場合は、乳腺組織が密なためにX線写真が白くかすんでしまい、有効な所見が得られにくいため、 超音波検査を行います。
超音波検査(エコー検査)は、乳房に超音波を当て、組織からの反射をとらえて画像にし、病巣を診断するものです。
マンモグラフィに比べて、小さいしこりや石灰化がわかりにくいですが、腫瘍や乳腺の様子を詳しく見る事ができます。

早期にがんを発見するために、毎月の自己検診に加え、40歳を過ぎたら自覚症状がなくても、マンモグラフィを取り入れた乳がん検診を、定期的に受けましょう。

よくあるご質問

乳がん検査はどのような事をするのですか?痛いとよく聞きますが…。

乳がん検査には、超音波検査とマンモグラフィ検査があり、超音波は痛くありません。
マンモグラフィは、機械で乳房を圧迫しますので、若い方は痛みを伴う事が多い検査です。
超音波による検査時間は、5~10分間です。

なお、当院を初めて受診される方で、乳がん検診をご希望の方は、 診療(検査や説明など)に時間がかかりますので、予めお電話で予約をお取り下さい。
また、予約枠は午前(10:00~12:45)と、午後の一部(16:00~17:45)に限定させて頂きます。

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