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おりもの・性病相談

おりもの・性病相談 おりもの

おりものは健康のバロメーターです。
おりものからわかる病気もあります。
日頃からおりものチェックを心がけましょう。

多くの女性は膣からの分泌物「おりもの」があり、これは膣・子宮内膜・頚管腺などから分泌される液体の総称で、無色~白色で臭いがないものが正常です。
この「おりもの」は膣や子宮を外敵(細菌やウィルスなど)から守り、生殖機能に役立っています。
女性ホルモン(生理周期)の影響を受け、生理直後は少なく排卵期には透明で粘度が上昇し、生理前になると量が増える事もしばしば見受けられます。

おりものの種類

種類 特徴
正常 無色透明~乳白色、強い臭いやかゆみなし。
カンジタ膣炎 白~黄緑色のチーズまたはヨーグルト状、膣・外陰部にかゆみを伴う事が多い。
細菌性膣炎 乳白~黄色、粘度性が強かったり、悪臭を伴う事もあり量が多かったり、違和感を伴う事もある。
クラミジア膣炎 無症状の場合が多い(80%)が、黄色~膿(うみ)のような粘性と臭いを伴う事が多い。
トリコモナス膣炎 黄色~乳白色で膿のようなクリーム状のおりもので、臭いが強い場合が多い。
子宮頚がん、体がん、ポリープなど 茶褐色(または血性)で異臭を伴う事もある。

おりものは、色や性状、臭いやその他の症状によって、様々な病気の兆候としてとらえる事ができます。
おりものが多い、臭いが気になる、外陰部が痛いなどの症状がある方には、おりものの検査などと平行して、洗浄や腟座薬を使用した治療を行います。

よくあるご質問

正常なおりものと、異常なおりものはどう違いますか?
まず、正常なおりものは、無色透明、または白色で、無臭、かゆみや痛みは伴わないものです。
一方、異常なおりものは、黄色や褐色で、かゆみや痛みを伴ったり、 悪臭がする、べたつくものなどです。
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