多くの女性は膣からの分泌物「おりもの」があり、これは膣・子宮内膜・頚管腺などから分泌される液体の総称で、無色~白色で臭いがないものが正常です。
この「おりもの」は膣や子宮を外敵(細菌やウィルスなど)から守り、生殖機能に役立っています。
女性ホルモン(生理周期)の影響を受け、生理直後は少なく排卵期には透明で粘度が上昇し、生理前になると量が増える事もしばしば見受けられます。
| おりものの種類 | 特徴 |
| 正常 | 無色透明~乳白色、強い臭いやかゆみなし。 |
| カンジタ膣炎 | 白~黄緑色のチーズまたはヨーグルト状、膣・外陰部にかゆみを伴う事が多い。 |
| 細菌性膣炎 | 乳白~黄色、粘度性が強かったり、悪臭を伴う事もあり量が多かったり、違和感を伴う事もある。 |
| クラミジア膣炎 | 無症状の場合が多い(80%)が、黄色~膿(うみ)のような粘性と臭いを伴う事が多い。 |
| トリコモナス膣炎 | 黄色~乳白色で膿のようなクリーム状のおりもので、臭いが強い場合が多い。 |
| 子宮頚がん、体がん、ポリープなど | 茶褐色(または血性)で異臭を伴う事もある。 |
おりものは、色や性状、臭いやその他の症状によって、様々な病気の兆候としてとらえる事ができます。
おりものが多い、臭いが気になる、外陰部が痛いなどの症状がある方には、おりものの検査などと平行して、洗浄や腟座薬を使用した治療を行います。